全国のまつり
北海道地方
YOSAKOIソーラン(北海道)6月
毎年6月上旬に札幌市内で行われる祭り。北海道のみならず国内・海外から参加者が訪れる。
1992年に北海道のソーラン節と高知県のよさこい祭りがミックスされて生まれた。ソーラン節のメロディを取り入れた曲にあわせて鳴子を手に演舞しながらパレードする。
さっぽろ雪まつりと並ぶ札幌の大イベント。
→YOSAKOIソーランの公式ホームページはこちら
1992年に北海道のソーラン節と高知県のよさこい祭りがミックスされて生まれた。ソーラン節のメロディを取り入れた曲にあわせて鳴子を手に演舞しながらパレードする。
さっぽろ雪まつりと並ぶ札幌の大イベント。
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東北地方
青森ねぶた祭り(青森県)8月2日~7日
東北三大祭りの1つ。
囃子方、ハネト、ねぶたを先導する扇子持、ねぶたを動かす曵き手と言う順番に22~23の団体がねぶたを中心に町内を練り歩く。
歌舞伎や歴史・神話を題材にさまざまな表情をもつねぶたと、色とりどりの衣装を身にまとったハネトたちの舞が見どころ。
→青森ねぶた祭りの公式ホームページはこちら
囃子方、ハネト、ねぶたを先導する扇子持、ねぶたを動かす曵き手と言う順番に22~23の団体がねぶたを中心に町内を練り歩く。
歌舞伎や歴史・神話を題材にさまざまな表情をもつねぶたと、色とりどりの衣装を身にまとったハネトたちの舞が見どころ。
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なまはげ(秋田県)
大晦日に秋田県の男鹿市と三種町、潟上市の一部の家々で行われる伝統的な民族行事。
鬼の面、藁製のケラミノ、ハバキを身につけ、大きな出刃包丁を振り回し、「泣ぐ子はいねがー、怠け者はいねがー」と荒々しい声をあげながらこつぜんとやって来る。
家の主人はひたすら謝りなだめながら丁重にもてなす。
なまはげの装束のケラから落ちた藁くずは、無病息災の御利益があるといわれる。
鬼の面、藁製のケラミノ、ハバキを身につけ、大きな出刃包丁を振り回し、「泣ぐ子はいねがー、怠け者はいねがー」と荒々しい声をあげながらこつぜんとやって来る。
家の主人はひたすら謝りなだめながら丁重にもてなす。
なまはげの装束のケラから落ちた藁くずは、無病息災の御利益があるといわれる。
仙台七夕まつり(仙台) 8月6日~8日
七夕の月遅れである8月7日を中日に6日~8日の3日間にわたって行われる。
仙台駅周辺やアーケード街を中心に、商店街・店舗・家庭など市内各地に飾り付けがなされ、街中が七夕一色となる。
吹き流しやくす玉が飾りの中心だが、小型舞台に人形がのり自動で動く「からくり七夕」と呼ばれる飾りが特徴的で目を引く。
東北三大祭りに数えられ、毎年200万人以上の人が訪れる。
→仙台七夕まつりの公式ホームページはこちら
仙台駅周辺やアーケード街を中心に、商店街・店舗・家庭など市内各地に飾り付けがなされ、街中が七夕一色となる。
吹き流しやくす玉が飾りの中心だが、小型舞台に人形がのり自動で動く「からくり七夕」と呼ばれる飾りが特徴的で目を引く。
東北三大祭りに数えられ、毎年200万人以上の人が訪れる。
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関東地方
三社祭(東京都)5月
毎年5月に浅草神社で行われる例大祭。正式名称は「浅草神社例大祭」。
名物の大行列から祭りが始まる。
屋台囃子を先頭に鳶衆の木遣り、浅草芸者、白鷺の舞などが、三社祭りの神明を謳いながら目抜き通りを練り歩く。
一番の見どころは氏子44ヵ町の神輿渡御。
町会ごとの揃いの袢纏を粋に着こなした担ぎ手が神輿を担ぎ、浅草寺境内を目指して進む。
町内のみならず全国の神輿好きが三社祭の神輿を担ぎたいと集まり、見物人と合わせて数万人が結集する。
→三社祭の公式ホームページはこちら
名物の大行列から祭りが始まる。
屋台囃子を先頭に鳶衆の木遣り、浅草芸者、白鷺の舞などが、三社祭りの神明を謳いながら目抜き通りを練り歩く。
一番の見どころは氏子44ヵ町の神輿渡御。
町会ごとの揃いの袢纏を粋に着こなした担ぎ手が神輿を担ぎ、浅草寺境内を目指して進む。
町内のみならず全国の神輿好きが三社祭の神輿を担ぎたいと集まり、見物人と合わせて数万人が結集する。
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鶴岡八幡宮例大祭(神奈川県)9月14日~16日
毎年9月14日からの3日間に渡って執り行われる例大祭。
源頼朝によって、文治三年(1187年)に始まった。
期間中は武道大会や茶会、「八乙女の舞」の奉奏など様々な神事が行われるが、中でも流鏑馬(やぶさめ)神事は有名。
鎌倉武士を彷彿させる華麗な狩装束を身につけ、馬と息を合わせて馬場に駆け込み「インヨー」の気合いとともに馬上から3つの的を順に鏑矢で射ながら駆け抜ける勇壮な神事。
源頼朝によって、文治三年(1187年)に始まった。
期間中は武道大会や茶会、「八乙女の舞」の奉奏など様々な神事が行われるが、中でも流鏑馬(やぶさめ)神事は有名。
鎌倉武士を彷彿させる華麗な狩装束を身につけ、馬と息を合わせて馬場に駆け込み「インヨー」の気合いとともに馬上から3つの的を順に鏑矢で射ながら駆け抜ける勇壮な神事。
常陸國總社宮例大祭(茨城県)9月
常陸國總社宮例大祭(ひたちのくにそうじゃぐうれいたいさい)は、茨城県石岡市で毎年9月の敬老の日を含む土・日・月に開催される。
川越氷川祭・佐原の大祭とともに関東三大祭りの一つである。
別名を石岡のおまつりという。
現在では祭りの3日間に約40万人の観光客が訪れ、山車12台、獅子32台が町中を練り歩き無病息災・交通安全等を願う祭りとなっている。
川越氷川祭・佐原の大祭とともに関東三大祭りの一つである。
別名を石岡のおまつりという。
現在では祭りの3日間に約40万人の観光客が訪れ、山車12台、獅子32台が町中を練り歩き無病息災・交通安全等を願う祭りとなっている。
大原はだか祭り(千葉県)9月23~24日
千葉県いすみ市(旧大原町)で、毎年9月23日、24日に行われる祭礼。
市内の大原、東海、浪花の3地区から18社の神社、各1~3基の神輿による祭典である。
1日目の23日に、「汐ふみ」と呼ばれる海に入って神輿を担ぐ行事が特徴。
十数基もの神輿が太平洋に突進しもみあい投げる。
2日目の24日には、大原小学校の校庭にて行われる「大別れ式」があり、18基の神輿が2基並列で校庭に入った後に勢い良く1番を競うかのように走り始める。
夕闇の迫る頃には花火を合図に二基三基と神輿をさして寄り添いながら別れ唄を唄う。
市内の大原、東海、浪花の3地区から18社の神社、各1~3基の神輿による祭典である。
1日目の23日に、「汐ふみ」と呼ばれる海に入って神輿を担ぐ行事が特徴。
十数基もの神輿が太平洋に突進しもみあい投げる。
2日目の24日には、大原小学校の校庭にて行われる「大別れ式」があり、18基の神輿が2基並列で校庭に入った後に勢い良く1番を競うかのように走り始める。
夕闇の迫る頃には花火を合図に二基三基と神輿をさして寄り添いながら別れ唄を唄う。
東海・北陸地方
おわら風の盆(富山県)9月1日~3日
富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて行われる富山県を代表する祭り。
優雅で艶やかな女踊り、勇壮でダイナミックな男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが観衆を魅了する。
町内ごとに揃えた浴衣や法被に編み笠を目深にかぶった男女が、おわら節にのせて颯爽とした動きで一糸乱れずに踊る姿が妖艶である。
優雅で艶やかな女踊り、勇壮でダイナミックな男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが観衆を魅了する。
町内ごとに揃えた浴衣や法被に編み笠を目深にかぶった男女が、おわら節にのせて颯爽とした動きで一糸乱れずに踊る姿が妖艶である。
高山祭り(岐阜県)4月14日~15日、10月9日~10日
高山祭りは4月に行われる「春の山王祭」と10月に行われる「秋の八幡祭」の総称。
日本三大美祭のひとつにあげられる。
お囃子や雅楽、獅子舞を先頭に、伝統の装束を身にまとった祭り行列は総勢数百名にのぼる。
絢爛豪華で荘厳な祭り屋台が魅力。
精巧な動きを披露するからくり人形や趣向を凝らした彫刻や飾り等々に飛騨の匠と呼ばれる職人の技や美意識の高さが感じられ、「動く陽明門」と形容される。
日本三大美祭のひとつにあげられる。
お囃子や雅楽、獅子舞を先頭に、伝統の装束を身にまとった祭り行列は総勢数百名にのぼる。
絢爛豪華で荘厳な祭り屋台が魅力。
精巧な動きを披露するからくり人形や趣向を凝らした彫刻や飾り等々に飛騨の匠と呼ばれる職人の技や美意識の高さが感じられ、「動く陽明門」と形容される。
浜松まつり(静岡県)5月3日~5日
毎年5月3日~5日に静岡県浜松市で行われる祭り。
昼間は中田島砂丘で勇壮な凧揚げ合戦が行われる。
花火を合図に約170町の大凧がいっせいに空へと舞い上がり、それに続き威勢のいいラッパの音とともに数百人が入り乱れての激練りや糸きり合戦が始まる。
家紋と名前が入った「初凧」は長男の誕生を祝い、健やかな成長を願って揚げられる。
夜は市内の中心部で御殿屋台の引き回しが行われる。
絢爛豪華な屋台と三味線やお囃子の音色が浜松の夜を彩る。
町衆の練りも激しさを増し、掛け声とラッパの音や提灯の灯が一帯を埋め尽くし熱気に包まれる。
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昼間は中田島砂丘で勇壮な凧揚げ合戦が行われる。
花火を合図に約170町の大凧がいっせいに空へと舞い上がり、それに続き威勢のいいラッパの音とともに数百人が入り乱れての激練りや糸きり合戦が始まる。
家紋と名前が入った「初凧」は長男の誕生を祝い、健やかな成長を願って揚げられる。
夜は市内の中心部で御殿屋台の引き回しが行われる。
絢爛豪華な屋台と三味線やお囃子の音色が浜松の夜を彩る。
町衆の練りも激しさを増し、掛け声とラッパの音や提灯の灯が一帯を埋め尽くし熱気に包まれる。
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関西・中国地方
祇園祭(京都府)7月
京都の八坂神社の祭りで、京都三大祭り(葵祭・時代祭)、さらには日本三大祭り(天神祭・山王祭)の1つに数えられる日本を代表する祭り。
7月を通じて行われる長い祭りであるが、その中心となる宵山には、毎年40万人以上の人が集まり、最高の盛り上がりを見せる。
豪華絢爛な山鉾が祇園囃子の独特な節回しにのって巡行する。
7月を通じて行われる長い祭りであるが、その中心となる宵山には、毎年40万人以上の人が集まり、最高の盛り上がりを見せる。
豪華絢爛な山鉾が祇園囃子の独特な節回しにのって巡行する。
岸和田だんじり(大阪府)9月
大阪府岸和田市で毎年秋に行われる祭り。全国的に知名度が高い祭りの1つ。
五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭がその始まりと伝えられ、約300年の歴史がある。
地車に綱をつけ、500人程の若者が綱を曳いて町を疾走する。
速度に乗っただんじりを方向転換させる「やりまわし」を見どころとして多くの観客を集める。
五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭がその始まりと伝えられ、約300年の歴史がある。
地車に綱をつけ、500人程の若者が綱を曳いて町を疾走する。
速度に乗っただんじりを方向転換させる「やりまわし」を見どころとして多くの観客を集める。
四国地方
よさこい祭り(高知県)8月9日~12日
8月9日から4日間にわたって開催される祭り。
四国三大祭りの1つ。
地方車(じかたしゃ)と呼ばれるトラックにPA機器を搭載し、その後ろで踊り子たちが鳴子を手にをよさこい踊りを舞い、演舞場をパレードする。
チーム毎に趣向を凝らした衣装や振付を披露して観客をたのしませている。
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四国三大祭りの1つ。
地方車(じかたしゃ)と呼ばれるトラックにPA機器を搭載し、その後ろで踊り子たちが鳴子を手にをよさこい踊りを舞い、演舞場をパレードする。
チーム毎に趣向を凝らした衣装や振付を披露して観客をたのしませている。
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阿波踊り(徳島県)8月12日~15日
徳島県内各地で開催される盆踊り。
約400年の歴史がある。
なかでも徳島市の阿波踊りが県内最大規模で、四国三大祭り・日本三大盆踊りの1つ。
三味線・太鼓・鉦などの2拍子の伴奏にのって、「連」と呼ばれる踊り手の集団が踊り歩く。
浴衣に網笠を深く被り、艶やかに上品に踊る「女踊り」と、法被や男物の浴衣にうちわや手ぬぐいを使って豪快に、時には滑稽に踊る「男踊り」がある。
→阿波踊りの公式ホームページはこちら
約400年の歴史がある。
なかでも徳島市の阿波踊りが県内最大規模で、四国三大祭り・日本三大盆踊りの1つ。
三味線・太鼓・鉦などの2拍子の伴奏にのって、「連」と呼ばれる踊り手の集団が踊り歩く。
浴衣に網笠を深く被り、艶やかに上品に踊る「女踊り」と、法被や男物の浴衣にうちわや手ぬぐいを使って豪快に、時には滑稽に踊る「男踊り」がある。
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新居浜太鼓祭り(愛媛県)10月16日~18日
愛媛県新居浜市で開催される秋祭り。
徳島の阿波踊り・高知のよさこい祭りと並ぶ四国三大祭りとしても知られている。
また日本三大喧嘩祭りとしても有名である。
新居浜市内54台の金糸銀糸に彩られた豪華絢爛な太鼓台(たいこだい)と呼ばれる山車が練り歩く。
150人余りの男衆で差し上げられた姿は豪華絢爛・勇壮華麗である。
徳島の阿波踊り・高知のよさこい祭りと並ぶ四国三大祭りとしても知られている。
また日本三大喧嘩祭りとしても有名である。
新居浜市内54台の金糸銀糸に彩られた豪華絢爛な太鼓台(たいこだい)と呼ばれる山車が練り歩く。
150人余りの男衆で差し上げられた姿は豪華絢爛・勇壮華麗である。
九州地方
博多どんたく(福岡県)5月3日~4日
福岡市で毎年5月3日、4日に行われる。
動員数は200万人を超える国内最大級の祭り。
「どんたく隊」と呼ばれるグループがしゃもじを手に演舞を披露する。
羽織を裏返して着ることが粋な着こなしとされ、これに袴をあわせ頭巾または「博多にわか」の面を付けるのがポピュラーな出で立ち。
→博多どんたくの公式ホームページはこちら
動員数は200万人を超える国内最大級の祭り。
「どんたく隊」と呼ばれるグループがしゃもじを手に演舞を披露する。
羽織を裏返して着ることが粋な着こなしとされ、これに袴をあわせ頭巾または「博多にわか」の面を付けるのがポピュラーな出で立ち。
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祇園山笠(福岡県)7月20日~23日
福岡県北九州市八幡西区の岡田神社、春日神社、一宮神社に奉納される、400年の歴史をもつ祭り。
和太鼓、鉦、ほら貝が独特の調子をつくる祇園囃子は、関ヶ原の合戦の陣太鼓を取り入れたといわれる。
絢爛豪華な山笠を蛇行させたり、車輪を軸に回転させながら、威勢よく曳きまわす。
「喧嘩山笠」の異名のとおり、勇壮さと豪快さは圧巻である。
→祇園山笠の公式ホームページはこちら
和太鼓、鉦、ほら貝が独特の調子をつくる祇園囃子は、関ヶ原の合戦の陣太鼓を取り入れたといわれる。
絢爛豪華な山笠を蛇行させたり、車輪を軸に回転させながら、威勢よく曳きまわす。
「喧嘩山笠」の異名のとおり、勇壮さと豪快さは圧巻である。
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